ナレッジワーカーという自己認識からキャリアパスを考える

このブログのコンセプトの一つは、「ナレッジワーカーに関する知識を共有すること」です。

なぜナレッジワーカーなのか?その理由を以下で説明していきます。

経理はオワコンの仕事

私は会社で経理を担当していますが、経理という仕事は実はオワコンなのです。

数年前に「10年後になくなる仕事」が話題になりましたが、経理(会計)事務員もそのリストの中に入っています。

実務をしている身としても、経理事務はどんどん自動化・省力化されていく流れだと思います。

会計ソフトがどんどん進歩していくと、人に求められる能力はどんどん少なくなっていきます。

経理というと簿記の知識が必要というイメージがありますが、今の時代、そうではありません。簿記の知識よりも、会計ソフトをうまく使えることの方が重要になっています。

ITで効率化が進めば、今5人でしている仕事は1人でまかなえるようになります。1人専任もいらず、残った最後の人も別の業務と兼任になるかもしれません。

経理をしている人間は何か別の業務に従事しないといけない時代になってしまったのです。

経理以外の武器はないか?

経理がオワコンだということは数年前から気付いたので、もっと高度なキャリアを念頭に働いてきました。

例えば財務。

会社の資産状況を分析して、資金計画を立てるのは、単なる経理事務よりも数段上の重要な業務です。

経営分析も重要な仕事です。

経理事務は損益計算書や貸借対照表を作ることが仕事ですが、それらは分析して経営に生かされてこそ意味があります。

私の現在の主な仕事は財務と経営分析だと言えます。

しかし、財務担当や経営分析担当も自分のキャリアパスとしては弱いなと感じていました。

理由の1つには、会社の規模がそれほど大きくないので、分析対象も多くないことがあります。重要な分析を済ませれば、時間が余ってしまうのです。

理由のもう一つは、分析結果から施策を立案し実行する能力の方が重要だいうことです。

分析ばかりしていても現状が改善されなければ意味がありません。

しかし、簿記や会計の知識だけでは、施策を実行していく武器としては弱いなと思うのです。

何か別の武器はないか?

そう考えていたときに出会ったのがナレッジワーカーという言葉です。

そうか、私はナレッジワーカーだったのか!

ナレッジワーカーという言葉を再発見したのはとあるセミナーです。

そこでのプレゼンでナレッジワーカーという言葉が使われていました。

自分の仕事上の信条のひとつに、一生勉強することがあります。これはドラッカーの言葉です。

とある本の中で、ドラッカーが「知識労働者として成功するには?」と質問され、それに対してに「一生勉強することです」と答えています。

私はどちらかというと学校の勉強はできる方でしたが、仕事では成果が出ず、当時はそのことで悩んでいました。

その本を読んで「そうか、仕事でも勉強すればいいんだ!」と眼から鱗が落ちるように感じたことを覚えています。

それ以来、わからないことは勉強して実践することで、なんとか仕事をやってこれました。

経理以上のキャリアパスを考えた時、一生勉強することは依然自分の指針としてありました。

しかし、ナレッジワーカー(知識労働者)という概念は私の頭にはありませんでした。

ナレッジワーカーという概念を再発見したことで、自分のキャリアパスの方向性がおぼろげながら見てきた気がします。

なぜ私は一生勉強するのか?

それは私がナレッジワーカーだから。なんともシンプルな答えです。

ナレッジワーカーとしてのキャリアを考える

ナレッジワーカーというのは包括的な概念です。

いろいろな定義があるようですが、ひとまず「知識を武器(道具)に仕事をする人」だと考えることにします。

私はこれまで主に経理の知識を武器に仕事をしてきましたが、経理の知識だけでは、今後のキャリアに限界を感じていました。

自分をナレッジワーカーだと自己規定すれば、自分の可能性は経理以外の知識にも広がります。

これから私はこのブログを通して、ナレッジワーカーとしてのあり方を考え、実践していきたいと思っています。

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